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INJURY PREVENTION障害予防

ケガを繰り返さない身体へ。アスレティックトレーナーが見る「予防」の考え方

2026-06-15 ・ 読了 約6

「またここを痛めた」。同じ部位のケガを繰り返す方は少なくありません。実はケガは、痛んだその場所だけに原因があるとは限らないのです。Jリーグ・ファジアーノ岡山の現場で14年間ケガと向き合ってきたFLOWの視点から、繰り返さないための「予防」の考え方を解説します。

ケガは「起きてから」では遅い

ケガをしてから対処するのは、当然ながら本人にとって大きな痛手です。痛みが引くまで競技や運動を休まざるを得ず、復帰後もまた同じ場所を痛めるのではないかという不安がつきまといます。

だからこそ、現場のトレーナーが最も力を注ぐのは「起きてしまったケガの手当て」よりも「そもそも起きにくい身体をつくること」です。崩れる前のわずかなサインを拾い、整えておく。予防は、もっとも費用対効果の高いコンディショニングだといえます。

痛む場所と原因は、別のことが多い

膝が痛いからといって、原因が膝そのものにあるとは限りません。足首が硬い、股関節が使えていない、その分のしわ寄せが膝に集まっている——というケースは非常に多く見られます。

痛む場所だけをほぐしても、根本にある「動きの偏り」が変わらなければ、しばらくしてまた同じ場所に負担が戻ってきます。どこをかばって、どこに無理がかかっているのか。全身のつながりで見ることが、予防の出発点になります。

硬さや左右差を一つずつ確認し、負担が集まる前に整えていく
硬さや左右差を一つずつ確認し、負担が集まる前に整えていく

アスレティックトレーナーの視点

動作を分解して見る

アスレティックトレーナーは、しゃがむ・ひねる・片足で立つといった基本動作を分解して観察します。どの関節が動いていて、どこが動けていないのか。その偏りこそが、ケガの起きやすさにつながっているからです。

弱点を埋めてから鍛える

動きの弱点を残したまま負荷を上げると、弱い部分に負担が集中します。まずは動けていない関節を取り戻し、土台を整えてから強度を上げる。この順番を守ることが、結果的に遠回りに見えて一番の近道になります。

部活動・育成年代こそ予防を

成長期の身体は変化が大きく、骨の成長に筋肉や柔軟性が追いつかない時期があります。この時期に無理な負荷をかけ続けると、ケガにつながりやすくなります。

がんばる気持ちが強い学生ほど、痛みを我慢して練習を続けてしまいがちです。早めに動きを見て、負担の集まり方を整えておくこと。それが、競技を長く続けるための土台になります。保護者の方からのご相談も歓迎しています。

FLOWでの取り組み

FLOWでは、まず問診と動作チェックで、どこに硬さや左右差があるかを確認します。そのうえで手技で整え、本来の動きを取り戻すワンエクササイズまでを一回の中で行います。

国家資格(はり・きゅう・あんまマッサージ指圧)とアスレティックトレーナーの両面から、痛みの背景を捉えるのがFLOWの特長です。痛みや不安があっても、今の状態に合わせて段階的に進めますのでご安心ください。

まとめ

ケガを繰り返さないためには、痛む場所だけでなく「なぜそこに負担が集まるのか」を動きから捉えることが大切です。動作を分解し、弱点を埋めてから鍛える。育成年代こそ予防が効きます。気になるところがある方は、一度ご自身の動きを見てもらうところから始めてみませんか。

この記事を書いた施術者に、直接相談できます。

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